レーシングフィールドで生まれたファイテックスダンパー

■ 自社生産だからできる徹底した品質管理
※熟練したダンパー専門のスタッフが、 1台毎に1人が担当し分解、洗浄、検査、組み立て、セッティング等を一貫したプロセスにて作業いたします。もちろん完成後のダンパー減衰力テストも全てのダンパー1本ずつに実施されます。
■ スプリングプレロード&ダンパーストロークに影響を与えない車高調整機能(Type DA/DA-G/EX/EX-G)
■ 幅広いセッティングが可能な減衰力18段調整機能
  Type ST/EX/EX-Gは伸縮独立減衰力18段調整機能
■ 正立タイプには、バランスに優れたØ40 &キャパシティアップの大径ピストンØ46採用(続々新製品登場予定)
■ ダンパーフルセット全てにピロアッパーマウント、スプリングアッパーシート独立タイプを採用
  フロント、リアダンパーにかかわらず採用(一部除く)
■ ダンパーフルセットに高剛性ピロボールアッパーマウント採用
■ スプリングのレートは設定変更可能(価格変更なし)
■ Ø60直巻スプリング採用
■ オーダー時の設定変更(減衰力、バネレート、タイプ、ピロブッシュ)可能
■ 購入後のオーバーホール&仕様変更が可能

 一般的な車高調整式ダンパーは、ピロアッパーが傾くと、スプリングの端面が部分接触になり、ピストンロッドに無理な力がかかります。
 TODA FIGHTEXダンパーは、ピロアッパーが傾いてもスプリングに影響を及ぼさない構造なので、バネレートのアップに対応し、ダンパー本来の性能を発揮できます。


フォーミュラ用から市販車へ、技術のフィードバック。

戸田レーシングはF3レーシングチームを持ち、毎年のレースで「勝つ」ために、膨大な時間と費用を費やしています。F3マシンの開発は、エンジンパーツはもちろんのこと、レーシングダンパーにも及んでいます。
フォーミュラ用のダンパーでは、ストローク約5mm、ピストンスピード0.05m/sという非常に高精度(市販車ではそれぞれ100mm以上、0.3m/s)。そのため、パーツ個々のクオリティコントロールが必要となり、素材、熱処理の選択、加工の精度が非常に重要になってきます。
同条件下の比較テストを繰り返し、走行ごとに得られる回答が素早く、すべてピロボールで構成されたシンプルな構造のフォーミュラカー。実戦で得られた技術と経験が、ファイテックスダンパーにフィードバックされています。

ストリートからフォーミュラまで同じクオリティ

 シャシー開発、レーシングエンジン、フォーミュラミッションの開発製造まで手がけてきた私たちは、レーシングフィールドにおいてダンパーの担う役割が非常に大きく、軽視できないものと考えていました。数々のレース経験とレーシングテクノロジーを駆使し、製品化したスペシャルパーツを供給していく中で、そのクオリティをユーザーにフィードバックするためには、製品としてのダンパーが不可欠であるという結論に達し、1992年ショックアブソーバー事業部を開設しました。
 その思いは変わることなく、高品質、高精度な製品を供給し続けるために、すべての製品において、設計、解析、製造、検査を一貫して社内で行っています。そのため、ニューアイテム、リメイク、リセッティングにもスピーディに対応することができます。ストリートからGT、フォーミュラレースまで、すべて同じクオリティでお届けします。