フォーミュラ用から市販車へ、技術のフィードバック。
戸田レーシングはF3レーシングチームを持ち、毎年のレースで「勝つ」ために、膨大な時間と費用を費やしています。F3マシンの開発は、エンジンパーツはもちろんのこと、レーシングダンパーにも及んでいます。
フォーミュラ用のダンパーでは、ストローク約5mm、ピストンスピード0.05m/sという非常に高精度(市販車ではそれぞれ100mm以上、0.3m/s)。そのため、パーツ個々のクオリティコントロールが必要となり、素材、熱処理の選択、加工の精度が非常に重要になってきます。
同条件下の比較テストを繰り返し、走行ごとに得られる回答が素早く、すべてピロボールで構成されたシンプルな構造のフォーミュラカー。実戦で得られた技術と経験が、ファイテックスダンパーにフィードバックされています。
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